バレーと関係ない話~その1~(ずーっと昔書いた事をおこしてみました)SA・KU・RA

2019年04月04日

バレーと関係ない話~その②~

我が家の愛猫ポロンが亡くなってから、やはり我が家はしんみりとしてしまい、ポロンがなんだかんだ言っても存在感あったんだな~と思いました。

そしたら、今度は母親が犬を飼ってみようと言い出して速攻でペットショップかなんかで見つけてきたんです。 種類はヨークシャテリアで見た目もとても可愛らしく犬(メス)なんですけど、なんか出来立ての卵みたいな感じでこりゃーまた家の雰囲気もほんわかしたものになるかなぁ~と幼心に思いました。餌の時だけなついてくる猫 (ポロン)と違い、今度の愛犬サリーは僕ら家族に懐いてくれました。そして家族が帰宅してきて、玄関の音がすると、すたすたすたと駆け寄ってきて嬉しさの感情表現を、しっぽふりふりで表していました。 サリーの存在によって自分も  親もこっちが癒されていました。母親には特になついていたので母も愛情を注いでいました。

月日が経ち、僕が高校受験の頃の出来事でした。受験のための塾に行く時、普段通りに自宅の門をしっかり閉めて(というのもサリーが外に出たがるのでその時の予防策として)・・・のつもりがサリーが後から僕の道のりをついてくるのです。「だめだよ! ついてきちゃ!家に帰るんだ!危ないんだから。道路は車も通るし!」と言っても伝わるはずも無く。そんなこんなで、大通りの交差点まで付いて来てさすがに信号までは渡ってこないだろうと考えていたら、びっくり!信号が赤で、車がビュンビュン走ってる中、猛ダッシュで横断歩道もかいくぐってきて…。危ないじゃんどうしよう~そんなに俺について来たいの?俺は今日塾サボってゲームを買いに行って友達の家で遊ぼうと考えていたのに…。そう自分はゲームで遊ぶことしか考えてなかった…。

その後、遊んだ後、サリーは無事帰ってるかなぁと無責任に家の事を考えつつ、家に着き、玄関を開けたら…サリーは戻ってきていてくれたのです。いつものように、しっぽふりふりで何事もなかったように自分を迎え入れてくれました。よく道路とかあったのに、何も変わらず戻って来れたな~。ごめんね、怖い思いさせて、しかも自分では遊んでたのに…。   無事に帰って来れたからいいやなんてもちろん思えず、申し訳ない〈割り切れない〉気持ちでいっぱいでした。 数日後、自分の身勝手さが原因でサリーを他の家に渡すことになってしまい、僕はその時学校へ行っていて帰ってきた時には、もうサリーの姿は無く、その時玄関では母が涙目で…。「お帰りなさい」と僕に一言言って、母の様子を感じた、僕はあぁもういないんだ、サリーは…。もう出て行ったんだなと直感しました。その時の母の涙が印象的で別れって辛いなー(涙)と思いました。 

数年後、サリーを渡した(もう今では全く付きあいがないその)家の方からサリーの写真が送られてきました。 すっかりおめかしして、それでいて、初めてサリーを我が家でも迎え入れた時よりも可愛らしく生まれたてのひよこが綺麗になったように感じました。そして写真を見た時、以前あの、サリーに怖い思いをさせてしまったことと、それでも迎え入れてくれた時の優しさ。 後悔してきた気持ちと〈割り切れない〉思い、それがなぜか解けた気がしたんです。はたからみると無責任かもしれないけど。これで良かったんじゃねえかなと。別れはつらかった。離れて、でも元気で暮らしてたんだな。綺麗になって。良かったなと。

今まで、書いてきたことは別に何気のないこと(助走が長い!)かもしれないけれど、この文章を通して自分なりに伝えたかったことは、出会いがあれば別れもあって再会もあれもあるかもしれないという事です…。それと少しでも、これで良かったんじゃねぇかなと、思えた自分に感動出来たこと。世の中、これが正解とか、絶対とかないですよね。だから不安になりますよね。白でも黒でもない灰色の世界ですよね。そんな人生の分岐点がいくつもあると思います、そして、その道のりは後戻りできない。それも自分で道を作っていくというか、自分自身でそれを選んで、これで良かったんだと。だから今の自分があるんだと。そう思えた自分自身に感動して欲しいと思います…。

間違いながらでもいいから…、
迷いながらでもいいから…、

前を歩いていく…。

〈迷った分だけ可能性がある〉

もし、サリー(もう年月が経っているので会えないかもしれないけれど)、もし一度会えたとしたなら、その時こそ、笑顔で「元気だったか~」と言えたらなと思います。

あの時、僕を受け入れてくれたサリーの優しさに…、感謝しながら…。そんなことを、親の三回忌に思いました。





gaku1013 at 06:54│日記 
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